Omoidori(おもいどり)

整理だけで終わらない、
見て楽しむための写真整理術写真整理アドバイザー柴田和枝さん

写真整理の悩みは尽きない

アルバム写真をデジタル化したあと、結局スマホのデータに埋もれてしまいどう整理すればいいか悩んだことはありませんか?そんな悩みにお答えすべく、写真整理アドバイザーとして写真やデジタル遺品整理を提案する柴田さんに、ただ整理整頓するだけではなく、見て楽しむための写真の残し方を伺いました。アプリやサービスを活用しながら、Omoidoriでデジタル化した想い出を簡単に、そして何より楽しく整理するアイデアをご紹介します。

写真整理の悩みは尽きない

写真は「見る」ためのもの

「写真整理は、収納スペースを空けるのもひとつの目的ですが、写真はもともと見るためのもの。たとえデジタルでも、スマホやSDカードに入ったままの状態はもったいない。どうしたら最も見やすいか、いつも考えています。」
柴田さんは以前、小型のフラットベッドスキャナを使っていましたが、パソコンにデータをコピーする際ファイル名や日付を変更する手間がかかっていたそうです。
「Omoidoriなら、写真に印字された日付をデジタルデータにしてくれるので、編集の手間がかからず楽なんです。撮影当時の日付情報になることで、写真を時系列で並べられるので検索しやすくなりますよ。」

写真は「見る」ためのもの

デジタルで思いがけない発見を

「写真・動画専用のクラウドサービス『Googleフォト』は、スマホに保存した写真を自動的にアップしてくれるのでお勧めです。」
柴田さんのGoogleフォトには、Omoidoriで取り込んだ昔の写真と、スマホやデジカメで撮った今の写真が混在していますが、その整理を手助けしてくれるのがGoogleフォトの検索機能です。
「例えば『自転車』で検索すると、わが子が自転車を練習している姿と、自分が幼い頃の同様の写真、若かりし頃に社員旅行でサイクリングした写真まで表示されます。写真に写っている人や物を人工知能が認識しキーワードで検索可能にしてくれるので、自分で整理するのとはまた違った、思いがけない発見があります。」

デジタルで思いがけない発見を

紙の感触で写真を手に取って見てほしい

「最近はシニアだけでなく、30~40代のママたちからの写真整理の相談も増えてきています。若い世代って、頻繁に写真を撮るでしょう。料理に風景、自分の子供。たくさん撮っているけれどその写真を見るかといえば、ほとんど見返すことがない。そこであえて今のママたちには、紙に印刷することを提案しています。デジタルの写真をフォトブックにして子供に見せると、すごく喜んでくれるんですよ。」
デジタルデータには、バックアップや複製できるメリットがあります。一方で手にとって触れながら見ることのできる紙は、写真をより身近なものとして感じられます。Omoidoriでスキャンした写真も、そこから厳選してフォトブックに印刷できるので、ご家族の誕生日や結婚記念などに想いのこもったプレゼントとしても活躍しそうです。

紙の感触で写真を手に取って見てほしい

デジタルで残す必然性

実家に帰省して久しぶりに親戚が集まったり、同窓会で十数年ぶりに懐かしい友人に会うそんなとき、昔の写真があったら大いに盛り上がるはずです。家族アルバムや卒業アルバムは何冊も持ち運べないですが、写真をデジタル化してクラウドサービスにアップしておけば、いつでも、どこからでも見られます。
大切な人との記録や想い出がつまった写真。Omoidoriと様々なサービスを組み合わせて、写真を見返すことをもっと楽しんでみませんか。

デジタルで残す必然性
お話を伺った人

お話を伺った人
パソコープ 代表理事
柴田和枝さん

パソコン教室を運営し、暮らしに役立つICT活用法の普及に励む。著書「50歳からはじめる人生整理術 終活のススメ」が好評発売中。

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